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レイヤ05

  • posted at:2012-10-21
  • written by:サクラ・エゾヤマ
*SIDE*セツカ


レイヤ先生が体調を崩して部屋に引き篭ったあの日からサクラさんとレイヤ先生がなんかおかしいらしい・・・。
私の恋愛レーダーにびびびっ!ときてるのよ!
という兵庫さんの言葉により、3人寄れば文殊の知恵のごとく集まった3人。
兵庫さん・道産子さん・そして俺…

「…で、この人選ですか。」

兵庫さんの部屋に集まった3人の顔を再び見回す…自分でも呆れた顔をしてるんだろうなぁ、というのがよくわかる。
確かに、恋愛がどうとかいう相談を兵庫さんの知人…カツオさんやナナさんや海洋生物にするわけにもいかないとは思うけども…。

「まぁね。どいつもこいつも恋愛の達人って感じはしないけどユカラよりはマシでしょ?」
「わからんで?ユカラはん物凄い経験してるかもしれへんやろ?」
「あの年であのコミュ障っぷりでないでしょ。」

確かにユカラはないな、とそこには同意する。

「恋愛の達人って多分あまり良い人じゃないような気がしますけどね。で、何を相談したいんですか?」
「あの二人がぎこちないままだと卒業試験に影響が出ると思わない?」
「…まぁそうかもしれませんね。私には関係ないことですが。」
「あら、関係無い事は無いんじゃない?あんた護衛でしょ。内心に響くかもよ?」
「別にどうでもいいですけど。」

レイヤ先生の体調は気になるところだが、個人で出来る事はあまりないので…今はむしろ、自分の首にかけたペンダント…フィーを狙っている奴らの方が気になる。

「まぁまぁ、仲間の様子が変なら俺らで何とかしたろ!」
「そうよ!仲間じゃない!」

普段そこまで仲間意識とか高くないですよね?と心の中で思いつつ

「…ほんと変なところでは息ぴったりですよね、あなたがたは。」
「だ、誰の息がぴったり…ぎゃあ!」

兵庫さんがなにかとち狂って叫んでいると、道産子さんがが兵庫さんのの肩をいきなり引き寄せた。
そして変な間。

「俺と兵庫の息がぴったりやて!嬉しいなぁ、な?」

そして道産子さんを思いっきり吹き飛ばす兵庫さん。

「ぎゃあああああああ!!!!!」
「ぐえ!」

…なんというか、犬も食わないんだが。

深呼吸して咳払いをしてそろそろ帰るかと思っていた俺の方を兵庫さんが見る。

「あ、終わりました?そろそろ帰ろうかと思ってました。」
「なんで帰るのよ!」
「痴話喧嘩みててもつまらないですし。」
「そういうんじゃないわよ!うるさいわね!いいからあの二人の話!…セツカは聞いた?様子がおかしいことについて。」

兵庫さんに尋ねられたので、自分が知っている情報を教えるだけ教えることにする。
早く帰りたいし。

「ええ。サクラさんの調合が失敗したの一点張りですよ。爆発がどうのって言ってましたけど。」
「恋の炎が?」
「なんでそれが主語だと思いました?」

ちょっと兵庫さんの頭の中を覗いてみたくなった。
すると、床で伸びていた道産子さんが起き上がってきた。

「原因はともかく、ぎこちないのはあかんなぁ。いっぺん二人でゆっくり話す機会つくってあげな。」
「二人でゆっくり……そうか!そうね!」
「じゃあレイヤ先生とサクラさん呼んできます?」

立ち上がろうとしたのを兵庫さんに制された、あと兵庫さんが胸を張って叫んだ。

「いいえ!あの二人にデートしてもらうわ!」


…帰っていいかな?俺。
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